ライトキャノン100HID
今日は、自分が使っているダイビング用ライトを紹介します。
物は、ＵＫの「ライトキャノン100HID」です。名称にＨＩＤと書いてあるとおりＨＩＤライトです。まぁ、ライトにも色々ありまして、ハロゲン球やキセノン球などの電球を使うタイプや、最近では白色ＬＥＤを使うタイプもありますね。
自分のは、ＨＩＤでメタルハライドとも呼ばれてますが、種類的には水銀灯などと同じ放電管の仲間です。特徴は、少ない消費電力で白い色の明かりってところでしょうか。最近良く車のヘッドライトで真っ白なのがＨＩＤなことが多いです。ただ仕組み的に放電管なので、高圧の電気を使って放電させて明かりを得る方式なので、ランプ以外にも仕掛けが必要になります。
ハロゲン球やキセノン球などのライトは、昔ながらの懐中電灯と同じで、理科の時間に電池と電球をつないで光る単純な仕組みですね。しかし、よく売れてる？「東芝のミニライト」を、付けてみると判るのですが、電球タイプは黄色っぽい光です。なので、写真を撮るためのフォーカスライトとして使おうとすると、照らした部分だけ赤っぽいということになっちゃったりします。あとは、消費電力の割りに明るくないのが難点です。
ＬＥＤは、日亜５mm径の高輝度白色ＬＥＤを３０個ほど使って東芝のミニライトなどに組み込んで使ってたこともありました。特徴は、電気を光に変える効率が驚くほどよいことと、玉切れが無いことでしょうか。ただＬＥＤ自体は、数ミリ程度のサイズの発光素子なので、照射角も狭く工夫が必要です。最近は高出力タイプのＬＥＤとレンズも出てきてるので、明るく白いコンパクトなライトとしてよいものがありますね。あと、消費電力も少ないので、ナイトダイブで常時点灯させるといった用途にも良いです。
ランプとか光とかの話をすると、本が一冊出来上がるぐらい奥が深いので、さわりだけにして。このライトを購入したのは２００２年３月です。当時、あまり市場に出回っておらず、個人輸入している方からＹａｈｏｏオークションで本体２８,０００円とアームに付けるためのアダプターを４,０５０円と割と安く手に入れたんですね。そう、購入のきっかけは、コンパクトデジカメのターゲットライトにと買いました。というか、マクロ撮影ならストロボの代わりとして立派に使えるであろうというのが一番の魅力でした(当時は一眼は使っていませんから)。買ってすぐに「ヒカリ」物が好きな会社の後輩に見せたら、３日後には彼も買ってました。というはど、当時は明るくて白くてＮｏ1だったのですね(笑)。あ、今はブライトスターとかＨＩＤのライト出てますが、まだまだ現行品ですよ。
本体は単２電池が８本入るタイプで、結構重いです。購入当初は軽くするために単２単３アダプター(リンク先の商品は説明のためのものなので、自分が実際使ったものとは違います)を使って、ニッケル水素の単３充電池を８本を単２サイズにして使ってました。ただ、本体の電池金具が単２用に設計されているので、アダプターを使うときは金具が電池に接するように多少改造が必要でした。
今は、単２のニッケル水素充電池を使ってます。実は最初からこれでも良かったのですが、どう充電するかが一番の課題で、普通の単２充電器は本数少なく重く大きく遅く...とネックだったのです。で、どう解決したかというと、充電器はラジコン用の急速充電器、これに充電用のアダプターを電池ホルダーから作って完成です。
あ、今はこのライト用の充電池＋充電器のセットも売ってますので、ヨイ子の皆さんは苦労してまねをしなくても良いですよ。ニッケル水素の大容量のものでも市販のバッテリーでも余裕で１ダイブ持ちますから。
コンパクトデジカメを使っていた頃は、フォーカスライト用に大活躍でしたが、今はデジタル一眼のハウジングを持って潜っているので、さっぱり出番が少なくなってきました。まぁナイトダイブもさっぱりやってないし(笑)。でも、マクロ仕様で持っていくときは、カメラのシューに着けて持って行きますよ。昼間でも明るいライトは小物探しには便利だしね。
そうそう、ライトの電球というかバルブ。衝撃で切れることもあるし、もちろん寿命があります。２００４年の夏に点かなくなったので、切れたと思ってバルブ探しました。したら高いのなんの！。結局これまた輸入代行業者から１個７,９００円で手に入ることがわかり、アメリカからの送料も馬鹿にならないので、２個買って、送料は２,３７０円。２個買って１個分の値段ぐらいでしょうかね。実は後日談として、新品に交換したら当然点くのだけど、切れたと思ったバルブに戻しても点いたとさ(笑)。ただいま予備在庫２個抱えてます(爆)。
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