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2003年8月12日(火) マジュロ(滞在四日目)

さて今朝も9時ショップ集合。昨日は早めに寝たせいか7時過ぎになんとなく目が覚めた。外はというとピーカン!ここまでの滞在で最高の天気。

撮影器材のセットアップもして、ぼけ〜っと外を見てた。

昨日聞いた話では、今日からお盆のピークで昨日は大勢到着したとのことで、今日からボートは4艇体制。ゲストも30人オーバーとショップも忙しそうな予感。

いつもどおり手荷物まとめてホテル前のスーパーへランチの買出し。今朝はサンドイッチ+ジュースにしてみた。なんか食事時に水だけでは味気ない感じだったもんで...。

ショップに着いたら、やはり大勢の人が初日の「マーシャル・サンゴ・スペシャリティー・コース」 の受講中でした。オーナーの吉居さんが20名近いゲストに対して講義の真っ最中。

今日のボートを確認したら「マンティー号」と言うことで、昨日のサンセットクルーズに使ったYAMAHA製の新品ダイビング用ボート。 器材を詰め込みセットアップ。メンバーは、ぴぃより前からマジュロに着いていて昨日までマンティー号に乗っていたメンバーと数名(ぴぃも含めある程度の本数とスキルで選んでるのかな?)。

今日のガイドはオーナーの吉居さんで、今日行くポイントについて協議。「天気がいいのでアルノ行きますか〜」とのことで、多くのゲストの人が賛成している中、「越智さんの推薦だったクニズも行けますよ〜、今日は大潮なので引き潮の時にサンゴが水面に出るかもしれないですねー」。ぴぃは最初アルノへ行きたかったけど、クニズのサンゴも捨てがたい、水面に出ているサンゴの写真を雑誌で見てしまっているだけに...。

で、結局クニズ(クニズコーラルガーデン)に行くことで決定!。
ちなみにアルノとはマジュロ環礁の隣の アルノ環礁でボートで1時間ぐらい、外洋を突っ走る為海況が良くないと行けない場所。
今回のクニズはマジュロ環礁の中だけど、こちらもボートで1時間ぐらい、インリーフを走るけど遠いしチャネルを超える必要があったり、天気が良くないとサンゴがオバケ屋敷状態で不気味な感じになるといった条件付のポイント。

そんなこんなで出発して、海の上は波や風も無く天気がいい!最高の状態。昨日までのおなじみのポイントを全て通り越して、環礁のリングが切れているカロリン島のチャネル(アクアリュームのポイントがあるところ)を超えて未開の地へ。

空を見上げると飛行機が空港から飛び立って上昇中でした。ガイド吉居さんが 「越智カメラマンが乗ってますよ〜手を振ってあげましょう〜」なぁーんてお茶目な言葉。ちゃんとみんな手を振ってました(当然見えるわけ無いけどね)。

途中イロージというバードアイランド(環礁の生態系を守る為、必ず一つは海鳥の保護の為に残している海鳥専用の島)を通り越し、更に10分ぐらい...。


2003年8月12日(火) マジュロ クニズコーラルガーデン

着きました、着きました、噂のクニズコーラルガーデンに。

ちょうど引き潮の時間だけど、ギリギリサンゴが水面に出ない感じでちょっと残念。
大潮といっても今日は満月の大潮なのでこれが限界でしょうか。

新月の大潮で昼間が干潮、更に晴れの天気で風が無くというベストタイミングが年に数回あるという話で、そんな時には「ピカピカの水面に綺麗なサンゴの大陸が姿を現し」といったこの世のものとは思えない幻想的な風景が見られるそうです。
ちょっとした風でも海面が荒れてしまうので、なかなか水中までスカッと見えるといった状況ではないですが、かなり感動ものです。

じっくり見ると水中のサンゴも良く見えます。が、実は凄く後悔してました...。ダイビングということで、一眼デジカメ持って来てなかったのです。水中用のデジカメだけで撮影するハメに...トホホ。一眼でPLフィルター付けて撮ったら水面のテカリもとれてもっとましな写真が取れたかと思うと悔やまれる...。明日からは一眼も持ってボートに乗ることを決心。

で、この写真。白い道筋になってるのですが、越智カメラマンの「バージン・ロード」というタイトルが付いてる場所らしい。

一枚一枚語ることも無いので、どんな感じだったかは...ぜひ一度行って自分の目で確かめてください。(逃げ)


ダイブNo:111 ポイント名:クニズコーラルガーデン
潜水開始:11:41 潜水終了:12:37 潜水時間:56分 最大深度:6.0m 平均深度:2.4m
気温:32℃ 水温:30℃ 天候:晴れ 透明度:20〜m

ボートの上で30分ぐらい写真撮影に没頭した後、ちょっと場所を移動してダイビング開始。

ブリーフィングでは、「迷路のようになっているので迷わないようについてきてください。殆どの場所は浅いです。そしてサンゴに触れないように十分気をつけて」とのことでした。

バックロールでエントリー、水底集合でしたが、 広い砂地にサンゴが点在。砂地の周りはサンゴだらけ〜。
ここからは、流石に一つ一つのサンゴの解説も出来ないので、クニズコーラルガーデンの素晴らしい造形的なサンゴの数々を出来るだけ時系列に写真のみで紹介します。

盆栽のようなサンゴ、色々な種類のサンゴが一つの場所に犇めき合い、生存競争を繰り返し成長している様。 そこに住む数々の魚たちの光景をお楽しみ下さい。

いかがでしたでしょうか?これだけあれば雰囲気は伝わったでしょうか...。

枚数がとれるデジカメを武器に撮り捲りました。

こんな凄いサンゴの群生が見れたのは、一生の宝です。


ランチは上がった場所で食べました。こんなに素晴らしい場所でランチなんてうらやましいでしょ!


ダイブNo:112 ポイント名:イロージ北西の外洋
潜水開始:14:05 潜水終了:14:41 潜水時間:36分 最大深度:20.4m 平均深度:15.2m
気温:32℃ 水温:29℃ 天候:晴れ 透明度:20〜m

さて2本目は何処へ行きましょうか?ということでガイドの吉居さんはアイデアがあったようで、入ったこと無いポイント。外洋のドロップを探して入りましょうというポイント開拓ダイビングでした。

マンティー号には魚群探知機が付いていて、棚の深さが判るといった優れたボートです。 「この辺にしましょう」って感じでみんなそろってエントリー。

エントリーして水底で集合。移動を始めるとすぐに巨大なサメが!
ネムリブカやブラックチップとかはよく見るけど、こいつは初めて見るし、体長2mそこそこ。

そうこれは和名は「ツマジロ」 シルバーチップシャークです。我々のチームの周りをグルグル、滅茶苦茶エキサイトしました。

最後尾に少し離れて居た、初日から一緒に潜っている男性がかなりお気に入りで、当人は後に「シャークダイバー」と呼ばれていました(笑)。
そもそも彼は大潮の日に御子元に通いつめてハンマーを見るといったことをしているそうで...実は、そのまんま「シャークダイバー」は大当たりでした。

大きなカスミアジも登場。ここのポイントは潮を選んで、なかれている時に入れば色んなのが出そうなポイント。

そのうちポイント名でも付くといいな。
写真では何がなんだかわからない感じだけど、ウメイロっぽい魚がドバァーってやってきたりして結構楽しい。

あと写真には撮ってないけど、凄い数のマダラタルミの群れなんかもいました。
棚の部分にはイッテンチョウチョウウオフウライチョウチョウウオなどなどカラフル系の魚がいっぱい。

ありゃ...今回あんましシャッター切ってないや。以上で終わり。

エキジットして港に戻る途中、マジュロではかなり有名な「ちびヤシの島」、別名パナソニックアイランドの前で写真撮影大会。どうやらパナソニックのCMにも使われたそうで...。

しかし...クニズでの後悔がここでも...。そう、一眼持って来てなぁぁぁぁい!
昨日のサンセットクルーズでも御一緒させていただき、今日から同じチームになったGumpさんにも「今日はフジのデジカメ(一眼)持って来てないのですかぁ?」と言われ、ごもっとも...悔しいよぉ。



港にも到着して、さて3本目はというと今日も止めといた。のーんびりしたいし、こんないい天気の時は一眼で陸の撮影もしたいしなぁ...って感じで。

ホテルに帰って一休み。一眼持ってふらふらしてました。

海は御覧のように鏡のように雲も写ってしまう好条件。

宿泊しているホテルの海岸部へ移動。船の左上に見えるのがダイビングショップ。
赤いダイブフラッグの看板が見えるかな?

上の場所と殆ど同じだけど、ホテルのバンガローがある付近の海岸。

ベンチがあるのでビール片手に「ぼぉー」 っと夕日を眺めるには最高の場所。
今まで紹介していなかったロバートレイマーズホテル(RRE HOTEL)の本館。

1階はコンチネンタル航空の事務所とACE HARDWAREが入っていて、2階にフロントと客室、そして正面窓の部分はレストランのタイドテーブル。

左手のほうにはバンガローが12部屋とエコノミータイプの客室の長屋があります。
日も傾いてきたので夕焼けの撮影、例によってトワイライト・レッドのフィルターを利用。海面が穏やかなので、太陽が綺麗にスジになって映っていい感じ?
これも同じくフィルターを使って撮影。太陽が雲の裏側に行ってしましたけど、光のスジが紫のラインに広がってなんとも綺麗。
今日のログ付けも18時ということで早めに行って、先ずは昨日の分のログにサインをもらおうと剛さんを捕まえて簡単にログ付け。
そして吉居さんを捕まえて今日のログ付けを聞いたらなにやら遅い時間になるそうで、その場で簡単にログ付け。
まぁこんな日もアリかな。
夕食はタイドテーブルでダフルベーコンバーガーと白ワイン。この手のバーガーはアメリカで幾度と無く経験済みで、予想はしてたけどやはりかなりのボリュームでお腹いっぱい。

部屋に戻って今日のデジカメ写真をノートパソコンに吸い上げて鑑賞。時間があって暇だったので、そのままパソコンで映画を見ながらワインを飲んで寝た。

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