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2003年8月14日(木) マジュロ(滞在六日目)

今朝は珍しく目覚ましで起きた。外はちょっと天気が悪い...。

そしてちょっと鼻が「じゅるっ」て感じ。昨晩冷房効きすぎてたかな?いつも海外旅行の時、行き帰りの飛行機と滞在するホテルの乾燥した空気と冷えすぎる空調で風邪気味になることが多いので、冷房はかなり気にして弱めにしてるのだが、ちょっとやられたかな。
ダイビングでなければ、アメリカに行く度に買い足してる風邪薬を飲めばすっきり良くなる(アメリカの薬は強力でかつ安い!)のだけど、ダイビング前の薬は厳禁。

今日は急いで準備、忘れずに一眼レフの陸撮器材も準備して、スーパーでランチを購入してショップへ。

ショップに着いて「今日の港の風景」撮影。んー雲が多い。

今日も、いつものメンバーでガイドは吉居さんでマンティー号。アルノ環礁と行きたいところだけど、天気が悪いのでアルノ行きは無し。最初のポイントはNo4。アクアリュウムのポイントあるチャネルの近くがカロリン島。そこから点在する島を数えて4番目の島の前なのでNo4、いたって簡単な名前ですね。

港から40分ぐらいでポイントに到着。到着したころには天気はどんどん回復して、朝の空模様は嘘のように晴れました!



ダイブNo:115 ポイント名:No4
潜水開始:10:09 潜水終了:11:15 潜水時間:66分 最大深度:22.8m 平均深度:9.7m
気温:30℃ 水温:29℃ 天候:晴れ 透明度:15〜m

さてエントリーすると、そこは真っ白な砂地に点々と珊瑚の根がある綺麗な場所でした。

こういう感じの浅い場所は光も差し込み、いつ来ても癒されますね〜。

連日同じマンティー号のGumpさんも今日はマクロ仕様で撮影中ですね。

朝の出港時の天気とは一転、光が差し込んでとっても綺麗です。

デジカメにワイコン+ストロボで、珊瑚はストロボで綺麗に色を出して、水面の太陽をあおって入れる。こんな感じの絵を撮ろうとチャレンジするのだけど、なかなか納得の写真が撮れないんだよね〜。

ストロボももう1灯欲しいし、ワイドももっと広角で寄りたい!
この手の風景でよくあるミスジリュウキュウスズメダイの群れる砂地の珊瑚根。

これもサイパンのオブジャンビーチでトライし始めてから、何回もチャレンジしてるけどなかなか難しい。

機会があったら1時間ぐらいこの手の絵を納得の行くまで撮り続けたいなぁ。
大きな根に移動すると、砂地の近くにデバスズメダイが群れていて、何匹かは婚姻色が出ていて薄いブルーに黄色が出てて綺麗でした。

写真では ストロボ光が正しく当たってないので色が殆ど出てないので判りにくいですが、緑色っぽいのがそうです。
珊瑚を注意深く探すとミスジチョウチョウウオの幼魚が。幼魚は3頭身ぽくって、超カワイイ。
大きな根を廻りこむように移動していくと、深場にネムリブカ(ホワイトチップ)が一匹。

我々に気付いたらしく、のろのろと逃げていきました。
こちらはチョウチョウウオの仲間でミナミハタタテダイ
ハタタテダイと名前が付く魚たちの中で、このミナミハタタテダイはクチバシが黄色いのでわかりやすいですね。写真は幼魚なのでよく見えませんが...(汗)。

珊瑚の壁に張り付いて色々魚を探していると、下のほうでGumpさんが手招きして呼んでいます。

岩のほうを指差しているので覗きこむと...なんとウミガメ
すかさず写真に撮ろうとするとウミガメ君もこちらに気付いて猛ダッシュ!

カメもさぞかし驚いたろうけど、こっちも驚いた!

で撮れたのは、慌てふためいて逃げていく ウミガメ

浅場に戻ってくる途中またしてもデジカメのハウジングが曇ってきた...。今日は新品の乾燥剤に替えたのにな。

でNo4には通称「ガングロの三本線クマノミ」と呼ばれている、体色がオレンジではなく黒いスリーバンデッドアネモネフィッシュが見れます。

ここまで曇ってしまうと後の撮影は断念。ボートに戻る途中の砂地にはアキアナゴチンアナゴが居て非常に撮りたかったけど無理無理でした。


ランチを兼ねた水面休息は、潜った場所No4島の近くでとりました。
なんとも天気がよくって気持ちいいです。

ガイドの吉居さんと溺愛犬のマン太ちゃんは気持ちよさそうに海水浴?

ちなみにマン太ちゃん、ボートから降りる時はドボーンって降りればいいんだけど、ボートに戻る時はどうするか?ボートには人が上れるようにハシゴを下ろすのだが、しっかりそのハシゴを使って登って戻ってきました。

ランチを食べたら、みなさんシュノーケリング開始。

写真にもシュノーケリング風景が入るといいと思い、シュノーケリング前にちょっと撮影。

出来上がった画を見てから気付いた...。この写真何かが違う、何かが足りない。
撮ってるときには気にならなかったのに...。

そう、フィンを履いていない。

こんなに様にならない写真になるとは...。フィン履こうよ〜
さて自分もシュノーケリング開始。ちゃんとフィン履いて...と。

でもフル装備のデジカメは重い...。 (ストロボやらライトやら外せばよかった)
浅瀬の珊瑚は今にも海面に出そうなぐらいの状態。

海面にも映りこんで結構綺麗。でも色鮮やかな珊瑚が少ないのでちょっと地味な感じ。
デジカメのワイコンで半水面撮影にもチャレンジ。

レンズの径が小さいのでなかなか難しい。
もうちょっと綺麗な珊瑚のあるところで撮れという話もある...。
ボートに戻る途中、沢山のイカが列をなして泳いでいました。

何イカかは判りません。でも美味しそうな感じのイカだったヘヘヘッ。


ダイブNo:116 ポイント名:アクアリューム
潜水開始:12:52 潜水終了:13:29 潜水時間:37分 最大深度:28.3m 平均深度:15.8m
気温:31℃ 水温:28℃ 天候:晴れ 透明度:20〜m

さて2本目はNo4の島から4つ目のNo1カロリン島横。カロリンチャネルのアクアリュームです。
アクアリュームはダイビング初日に行った大物ドリフトポイント。初日は頭痛に苦しめられちょっといやな予感が...。

エントリーするとやはりブルー・ウォーター・ダイビング!
透明度はそこそこよくどこまでも見えるけど、ちょっとかすんだ感じ。

水深15mぐらいを流れに沿って移動していると、底の方にマダラトビエイが2匹。

親子でしょうか?

しばらくすると遠くには幼魚は可愛いマダラタルミの大群。

そして、待ってましたギンガメアジの群れ

流れに乗って移動していきました。
かなりいい感じで撮れたアケボノチョウチョウウオのペア

トゲチョウチョウウオやスダレチョウチョウウオも綺麗だけど、個人的に一番色的センスがいいと思う。

グラデーションがある黒いラインと黄色のバランスが絶妙。
つぎは日本では、なかなか見れないオウギチョウチョウウオ
ちょっと遠かったので、ストロボが当たってません。

というか今日は朝方鼻が「じゅるじゅるっ」て感じだったので、耳抜きが上手くいかない。潜行する時はいいけど、深度が上がると耳が「ちゅぅーっ」て音がして抜ける感じ。所謂リバースブロックですね。
これはイソマグロでしょうか?優雅に単独で泳いでいきました。
またまたマダラタルミの大群。遠くのほうは霞んで見えますね。
これはツノハタタテダイ。実はマジュロでは初めて見た。

同じ感じのミナミハタタテダイは結構見たけどツノハタタテダイは見てなかった。当然居るとは思ってたけど、やっぱりいるのね。
最後にまたまたギンガメアジの群れカスミアジに遭遇。

この写真じゃかなり見にくいですね(汗)。

そして後みんなでエキジット。


港に戻り3本目は天気がいいし、ちょっと行きたかったけど、明日もまだあることだし、この風邪気味っぽい症状をいち早くなくして明日に備える為に薬飲んで休むことにした。
さてログ付けは18時半から。ログ付けも、もうおなじみのメンバーでワイワイと談笑をしながらのログ付け。 ここでは語りつくせません(笑)。

夕飯はホテルの、というか部屋の隣のレストラン、タイドテーブルで白ワインとピザとポテト。マーシャルの人はやはりノンビリって感じで注文してから出てくるまで時間がかかると思ってたら、やっぱり30分かかりました。
普通なら怒り出す人も居るかもしれないですが、これはただ日本が急ぎすぎているだけ、「朱に染まれば...」ということで、空港でも食事でも買い物でものんびーりのムードに浸って、怒らず焦らず現地の時間に合わせちゃうのが得策ですねっ。慣れちゃえば何のことも無いです。周りの人もみんなそう、のんびりですから。


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