【2003年8月8日】 【9日】 【10日】 【11日】 【12日】 【13日】 【14日】 【15日】 【16日】 【17日】

2003年8月16日(土) マジュロ(滞在八日目)

朝自然に目がさめると外をぼんやり眺める。マジュロへ来てからの日課になってきた。日本にいるときには絶対にありえない行動だ。
今朝は雲はあるけどまぁまぁの天気。夜の間、雨が振ってたけどどんどん回復してる感じ。
ちょっと早めにスーパーへ行って、いつもどおりランチを仕入れてショップへ。

今日のボートもマンティー号だけどガイドはシンボーだ。メンバーは昨日でダイビング終わった方々もいるので、お盆の間で残ったメンバー大集合。ん〜なんか女性だらけだぁ。男性はと言うと、初日一緒だった彼が今日は潜らないということで単独シュノーケルツアーに参加。

今日の1本目は....「アルノ!アルノ!」と言う声も多かったけど、残念ながらアルノの方向は雲が厚い。インリーフの方向はうす曇、ここで出てきたのが「クニズコーラルガーデン」。そう天気と海況が良くないと遠いしなかなか行けないポイント。みたいな感じでシンボーが説明するので、ちょっと意地悪に「?今回2回目だけどぉ〜?」なんて、シンボー曰く「まぁ運のいい人も居るみたいで2回も行っちゃったりする人もいるんですが...」。

今回のメンバーでクニズ2回目はもちろん一人だけ。当然のように「どんな所?」みたいな感じに聞かれたんだけど、「ん〜浅いけど、とにかくサンゴが凄い」としか言いようが無かった。
クニズ行きは、どうもマルちゃんがクニズへ行きたいと毎日のように懇願していたらしく、ついに実現って感じだったそうな。
器材のセッティングも終わり出港。No.4の島を過ぎたころ薄曇の空に太陽が。よく見ると太陽の周りにはうっすらと丸い虹が出来てました。
No.1のカロリン島 を過ぎるとイロージ島(左の写真)までは大きなチャネルがあり、結構海はうねってました。イロージ島近くの浅瀬は前回ほどサンゴが出てる感じは無く...ほどなくしてクニズに到着。やっぱり前回よりも深めで、陽射しも弱いのでちょっと残念な感じ。


ダイブNo:120 ポイント名:クニズコーラルガーデン
潜水開始:10:34 潜水終了:11:31 潜水時間:57分 最大深度:7.0m 平均深度:3.0m
気温:29℃ 水温:30℃ 天候:晴れ 透明度:15〜m

さて器材を背負って、いち早くエントリー。
カメラの撮影準備をしてボートを見上げると、水はとっても綺麗だけどチョッピリ暗いかな。

最初に入った時にどんな感じかは掴めていたので、今回はじっくりサンゴを鑑賞することに決めました。

出来るだけ造形的な珊瑚を探してじっくり撮影。

ただ今回はガイドのシンボーが割と移動していくので、それに付いて出来るだけ人がフレームに入らないように陣取って撮影。
ん〜どうやって構図を撮ったらいいか難しい。変わった形のサンゴは多いし、角度によって見え方も全然違うし、どこをどういうふうに切り取ったらいい感じになるのでしょう?

こういうデハスズメダイが群れてたりするの一つでも苦労しちゃう。

う〜寄ればサンゴに隠れるし...。
こんなに被写体がいっぱいあるに、構えて撮ろうとすると難しい!

目移りしちゃうし、なかなかこれっ!ていう構図が見つからない。
ん〜じっくり撮ったつもりだけど、結局満足いくのは...だったなぁ。

自分の未熟さを痛感
そんな感じで、たっぷり1時間。エキジットするころには...あれ?人数がかなり少ない。
エキジットして海面を捜索すると50m程はなれたところに、4人ほど顔を出してたりして(笑)。サンゴが高くなっていてガイドを見失いやすいから要注意。でも水深は浅いから顔を出せばボートの位置はすぐにわかるからいいけどね。
ランチは一度No2まで戻って食べました。単独シュノーケルツアーに参加した男性を島に残し!2本目のポイントへ出発。


ダイブNo:121 ポイント名:カロリンアウトサイド
潜水開始:13:29 潜水終了:14:15 潜水時間:46分 最大深度:19.8m 平均深度:11.8m
気温:29℃ 水温:29℃ 天候:晴れ時々曇り 透明度:20〜m

さて二本目は、「外洋を潜りましょう」ということで、まずカロリン島の方まで戻り外洋へ。
途中チャネルがうねっているので、その前に全器材装着。ポイントに到着したらすぐにエントリーできる体制もバッチリ。

カロリン島の外洋側へ到着し、みなさん順序良く手早くエントリー。自分はカメラがあったので、最後にエントリーして手渡ししてもらおうとしたら、ちょっとだけ流されてた。

リーフのエッジに集合。リーフの上はこんな感じだけど、外洋の方や下を見ると濃紺で綺麗な水。

ドロップはウメイロモドキが、ざわぁーっと通っていきました。

ん〜こういう場所はちょっと苦手だし、うっかりしてるとログに書く魚が思いつかなくなる可能性が高いので、チョウチョウウオチェックは欠かせません。

まずはシチセンチョウチョウウオ

さらに忘れやすいのでスレートに書いていくことに、『7』。

お次は、ハクテンカタギ。『ハク』みたいな感じにメモメモ。
突然黄色の点が、やたらと目立つ大群出現。

なんじゃこりゃ?全然判らなかった。ログ付けのときにシンボーに聞こうと思ってたら、2本目のログ付け始まって最初に出てきたのがこのノコギリダイだった。 ふむふむ。
おっチョウチョウウオ...??なんでしょう??

ん〜顔はミゾレチョウチョウウオ。模様はスダレチョウチョウウオっぽいけど結構いい加減な感じ。よくわからないハイブリッド。
絶対に上手く撮れないフレームエンゼルフィッシュ

よく撮れてこんなもんか!?
長〜〜〜〜〜いフィンを履いたガイドのシンボー。記念に撮っとかなくっちゃね。
かなり遠めだけど、オオフエヤッコダイ。『オオフエ』っと。
たまにはこういう景色も撮らなくては...。なんとなく好きな構図。
バックが超大きいテーブルサンゴとアケボノチョウチョウウオ。『アケボノ』っと。
テーブルサンゴの下を注意してみてると居る居る!

クチバシが黄色いミナミハタタテダイ。『ミナミ』っと。
もうここまでくるとメモる為にチョウチョウウオを探してる感じ。

カスミチョウチョウウオは『カスミ』っと。一丁上がり〜。

最終的には、7,ヤリ,オオフエ,ミゾレ,トゲ,セグロ,スダレ,ゴマ,アケボノ,カスミ,ミナミ,フウライでした。
あっ、あっちにカスミが群れてる〜と思って行こうとしたら、同じように遠ざかって行って断念。
最後はカタサゴが、ざわぁーっと通っていきました。
さて、マジュロでのダイビングもまもなく終了。
(明日の午前の飛行機登場なので3本目は潜れません)

浮上開始〜、あぁぁぁこんな景色も見納めです。
あとは安全停止してエキジット。名残惜しいのでゆっくり写真を撮りながら最後に浮上。

さてあとは港に帰るだけ。じゃない...No2の単独シュノーケルツアーの男性を拾いにNo2へ。
あまり天気は良くないけど、名残惜しさのあまり沢山撮っちゃいました。


さて港に着くと、みなさん今日で終わりの方ばっかりなので、一斉に器材の片付け開始で洗い場は大混雑。皆思うことは同じ、いち早く洗って器材を乾燥させてしまう。
まぁ自分はというと...こういうときはちょっとノンビリ。まだ時間も早いし、幸い自分の部屋にはベランダがあるので、ざっと洗って器材は ベランダに干すことに。
水が滴るメッシュバッグを担いで部屋に戻り、器材をベランダに広げてスーツケースへしまえる物はさっさと片付け開始。ログ付けの時間まではまだ時間があるので2時間ほど昼寝〜。

ログ付けの時間が近づいたので、ログブックを持ってショップへ。
ショップへ着くとオーナーの吉居さんが「お土産とか映画とかありがとう御座いました」とのことでショップオリジナルの「Coral Paradise Majuro」というビデオを頂いちゃいました。
ほどなく今日のメンバーが集まり、ガイドのシンボーを中心にログ付け。「1本目、あれ居たねー」って感じで極普通にログ付け。やはり皆さん自分が水中でスレートにメモしてたのが気になっていたらしく...「デジカメだからカメラの撮影データ記録してるわけでもないし...何してるのかと思ってました」と。
ログ付けが終わった頃に、今日はランドツアーに出かけた明日出国の方々もショップに集まり、明日の予定の説明と追加ダイビング等の費用を清算。

部屋に戻って、さてお片づけ。器材関係や衣類などをスーツケースにしまい、手荷物もまとめて明日の出発準備。
夕飯は昨晩に引き続き残った食材とワインを処分しつつ頂きました。

明日は早いので10時過ぎにはベッドに入った。のは良かったけど、隣はレストランで今日は土曜日。音楽が鳴り響きかなり騒々しくって全然寝れなかった。平日はそうでもなかったのにやっぱり土曜日だからかな...。最終夜にしてこうなるとは!結局12時過ぎまで騒々しさは納まらず、でも知らないうちに寝ちゃいました。

あ〜1週間は長いだろうなぁと思ってましたが、全然そんなことありませんでした。本当にあっという間。

でもちょっとだけ心残りが...それは当初「アオマスク」「マルチカラーエンゼルフィッシュ」「ヘルフリッチ」が見たい!と思ってたのにそれらが全く見れなかったこと。あとはアルノ・アルノのポイントが皆さん「細かい白い砂でとっても綺麗だった」とのことで行ってみたかったことですね。


【2003年8月8日】 【9日】 【10日】 【11日】 【12日】 【13日】 【14日】 【15日】 【16日】 【17日】

TOPへ
(マジュロ最新情報はブログで公開中)