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2004年4月28日(水) グァム出発、一路マジュロへ

 水平飛行に入り夕食が出たので飲み物は白ワインをオーダー。コンチネンタルのフライトではアルコール類は$5又は600円が必要です(もちろんビジネスクラス以上は無料で、白ワインならシャルドネなどをフルボトルから注いでくれます)。ぴぃは、昨年までコンチネンタルのシルバーエリート会員だったので毎年エリート会員証と共に送られてくるクーポン(Continental Currency)が余っていたのでそれを利用。

  到着予定時刻は深夜1:10のフライト、今回は定刻より30分ほど早く0:40に到着。早く着くのは良いのだけど...次のフライトは朝の8:20!暇な時間が長くなっただけ??
 今回も次のフライトの朝8:20まで空港で待機です。グァムの空港では乗り継ぎの客も全て一度イミグレーションに行きハンコを押してもらう必要があります。

 やはり何度も使っているグァムの空港、到着便があると長蛇の列になるのは判っているので、機内でもらったのI−94W(米国出入国カード)を喫煙コーナーで一服しながら記入。ちなみに入国するわけではないので税関申告書類は記入不要です。

  1時間ほど時間を潰し、ぼちぼち人が少なくなった頃を見計らってイミグレへ。まぁハンコもらうだけなので「Transit to MAJURO this morning, it stands by at airport」(英語あってるか??)と言ってパスポートとボーディングパスを渡してポンポンッとハンコをもらって終わり、ゲートへ引き返すだけです。

  ちなみにグァム以降のボーディングパスを持っていない人はグァムでチェックインする必要があるので、一度グァムで入国し、朝3時だったかにアーリーチェックインカウンターが開くのでそこでボーディングパスをもらい、手荷物検査を受けて戻ってくる必要があります。もう一つの手は出発時間の1時間ぐらい前になるとゲートに係員が来ますので、ゲートのカウンターでチェックイン(座席指定)することも可能です。
 さてグァムの空港で待機。ぐるっと空港を見て回って気付いたのは、昨年8月に来てから変わったのがデューティフリーのお店が改装中でちょっと縮小されてました。あとはいつも通り。

  長時間待機しないといけないので、バーのカウンターで水を購入。現金の残りがそんなに多くないので$100のトラベラーズチェックをいきなりこわしました。空港だと結構気兼ねなく高額TCを使えるので便利です。

  海外旅行初心者の頃は...$20程度の小額TCを何枚も作ったものですが、最近は最低$50。通常は$100ばかりで、場所によっては(ラスベガス行きの時だけ)$500のTCを作ったりしてます。購入時のサインも手間だし、使うときも何枚もサインするの面倒ですからね。でも使える場所が限定される場合が多い(タクシーは$20迄の現金のみのケース多し)ので、崩せる場所をよく見極める必要がありますね。大きいスーパーはほぼ100%大丈夫でしょう。ちなみにマジュロのRREスーパーで$100TC出したら、別カウンターで$20に両替して持ってきてくれました。

  余談が長くなりましたが朝までは長いです。やることないです。寝るしかないです。今回はたっぷり寝ることにしました。搭乗ゲート10番だったので、ゲートの待機場所のベンチで向かい合わせになっている所を確保。非常に重たいベンチを足が届く範囲にずらして、向かい合わせで足が延ばして寝れるようにセッティング。この辺は過去の経験を生かしています。

  ただ今回構内放送が頻繁に流れててうるさかったです。「不振な人や持ち主の判らない荷物があったら係員に連絡してください。白い電話が使えます」みたいな内容が日本語も含め数ヶ国語で10分から15分毎に流れてるんです。もちろん通常の出発到着案内もあるので結構うるさいです。

  うとうと寝てると朝5時過ぎ、結構自分と同じようにゲートで寝てる日本人が居ました。中には床にシートをひいて寝てる人まで。ちょっとダニとか心配でしたが。ちょっとお腹が空いたのでハンバーガー屋で軽く朝食。

  7:35搭乗開始になっていたので、7:20ぐらいにゲートへ行くと受付をしてました。ゲート前で一旦パスポートと搭乗券をチェックしてチェック済みの人用の待機場所で待つといったパターンです。程なくしてビジネスクラスに続いて後方座席から順次登場開始。今回は10Fなので結局全ての乗客の案内があるので待機でした。

  そして定刻8:20、CO956便は最初の経由地チュークへ向かって飛び立ちました。

2004年4月28日(水) 最初の経由地、チューク到着

 フライト予定時間は1時間45分、10:05にチューク到着予定です。上空は天気も良く、全くもって揺れも無し、快適なフライトです。先ずは爆睡、途中簡単な朝食が出たので起きてぺろっと平らげ、また睡眠。降下開始でフライトアテンドさんに「シートを戻して」と言われて気付くと、もうチュークの島々が間近に見えてました。


 毎度チュークへの着陸はドキドキ、いや楽しいです。着陸に最小限必要な距離だけ埋め立てた滑走路。まさしく海に着陸する勢いで降下していきます。

 いつも気になってたのでチュークの空港の情報を調べました。 滑走路のサイズはなんと1831m×46m。RUNWAY4の標高は10.2フィート(約3.1m)だそうです。機材はB737−800なので最大積載(人,貨物,燃料)では離着陸できない距離ですね。

  チュークの空港は雲が多く天気が悪い。無事着陸してターミナルへ。このアイランドホッピング路線は、まさに各駅停車。止まった空港で時間があれば飛行機から降りて空港の施設に立ち寄ることが出来ます。ただし手荷物と搭乗券パスポート等はお忘れなく。

  チュークでは天気が悪く、さらに眠かったので寝て待つことにしました。

  がっ、今回は前回までと違ってました。先ず席の右側と左側に分けてセキュリティチェックです。シートは3(ABC)+3(DEF)の配列で、最初に右側の席(DEF)に座っている人は荷物を持って外に出ろとの放送。小雨降ってるし、どうしようかのんびりしてると、セキュリティチェックが始まりキャビン情報の荷物入れの荷物も含め左側へ移動。セキュリティチェックの職員がイスを引っ剥がしながらシートチェック、キャビンのカーゴスペースも不審物がないかチェックです。チェックが終わると今度は全員、全荷物と共に左側へ移動、同じくチェックです。

  寝て待とうと考えていたのにちょっとやられました。過去には突発的に一度全員空港に降ろして再度手荷物のチェックを行うということを実施していたので、これの代わりなのでしょうか。まぁいちいち全員手荷物チェックされるより良いといえば良いのですが、寝たい人には迷惑ですね。


 ちょっとうとうと寝ていると続々と人が乗り込んできて出発。たぶんほぼ定刻どおりの10:45にチュークを後にしました。


2004年4月28日(水) 二つ目の経由地、ポナペ到着

 フライト予定時間は1時間15分、チュークと1時間時差があり13:00にポンペイ(ポナペ)到着予定です。

 ポナペは久しぶりです。2年前のゴールデンウィークはポナペに行きましたが、ちょっと御無沙汰しております。昨年夏のマジュロ行きは、夏の増発便だったのでグァム-チューク-クワジェリン-マジュロの往復経路でポナペとコスラエは着陸しなかったんです。

  さて機内は水平飛行に入りスナックを食べ、さしてやることも無く...やっぱり寝るに限ります。そうこうしてると降下開始、1時間ほどのフライトだと、なんか「ぼぉーっ」としてるだけでもすぐ着いちゃいますね。

  飛行機は無事ポナペへ着陸。 久しぶりにソケース・ロック見ました。でも写真撮ってないや....ということで左の写真は2年前にポナペのサウスパークホテルから撮ったソケース・ロック(ジョカージ)です。(すいません、次回からちゃんと撮りますので許してぇ〜)

  もちろんポナペと言えば、ダイバーにはブラックマンタで有名ですね。あと黒胡椒が名産でサウスポークホテルにはペッパーステーキというこの黒胡椒のスパイスが効いた分厚いリブアイステーキがとっても美味しいです。あ〜また食べに行きたい。

  ポナペ話は置いといて、今回もまた飛行機で待機にしました。と、またまたセキュリティチェックの係員登場。ん〜このチェックは毎度行われるのか??と思いつつ席を右に左に民族大移動。

  大体チェックが終わって暫くすると乗客が乗り込んできます。 (たぶん)ほぼ定刻どおりの13:40にポナペを後にしました。


2004年4月28日(水) 三つ目の経由地、コスラエ到着

 フライト予定時間は1時間05分、14:45にコスラエ到着予定です。

  またまた1時間ほどのフライトです。実はコスラエに降りるのは初めてです!ここも機内ではスナックが出まして...Zzzzz。あっと言う間に着陸です。

  コスラエの島が見えてきました。ここはグァムやチューク、ポナペとはまた違った感じでこじんまりした島だけど山がジャングル!島の周りは綺麗な砂浜とリーフが広がっていて、水辺はマングローブが生い茂っている感じです。

  山も結構標高があって自然がとっても豊かな感じです。実は前々からコスラエで潜ってみたいと密かに考えている「ぴぃ」だったりします。ただ情報によると厳格なキリスト教の島で、日曜日は安息日で皆さんお休み。ダイビングもお休みと言う話です。

  さて、コスラエも天気が悪い....ですね。二度あることは三度あるか?ということでまた飛行機で待機してみました(初めてなので降りてみればいいのにという意見もあるでしょうが)。当たってました、セキュリティチェック開始です。以下略。

  ということでコスラエも出発(なんか手抜きになってきた!?)、 (たぶん...だってメモってないし)ほぼ定刻どおりの15:20にコスラエを後にしました。


2004年4月28日(水) 四つ目の経由地、クワジェリン到着

 フライト予定時間は1時間10分、コスラエと更に1時間時差があり17:30にクワジェリン到着予定です。

 前回2度立ち寄ってて一般客が降りれないクワジェリン空港、改めクワジェリン基地。一応世界最大の環礁で、北米西海岸からのミサイルの着弾点、ん〜アメリカはスケールがでかいというか...。で、もうちょっと解説すると 南カリフォルニアなど各地から発射された長距離ミサイルを、クワジェリン環礁から発射するミサイルで迎撃する実験をしてるそうな。あとは太平洋戦争に詳しい人には、旧日本軍のマーシャル諸島防衛の中枢基地で玉砕された、なんて歴史もあります。

  ここも一時間のフライトなのであっという間です。滑走路脇は米軍のゴルフ場 !何度見ても奇妙な感じです。

 あっ、お待たせしました。御多分漏れずセキュリティチェックありました(笑)。 全ての島で機外に出て上陸した人には新鮮な作業だったことでしょう。まぁ全ての島でチェックが入るということが判っただけでも大きな収穫....なわけないか。

  定刻18:10、クワジェリンを出発しました。(あ、コスラエと時差が1時間あるので、出発する時に時計の時間を変えたので、ちゃんと定刻でしたよ)


2004年4月28日(水) 五つ目にして、やっとマジュロ到着!(滞在一日目)

 フライト予定時間は55分、19:05にマジュロ到着予定です。

 いよいよ次は、懐かしのマジュロです。あ〜やっと次だぁって感じでアイランドホッピングにも少々疲れた感じ。飲む、食べる、寝る以外大したことやってないんですけどねっ。

  ここはフライト時間も短いので、トロピカルジュースのサービスのみ。朝早くグァムを出発したのにもう既に外は日がかなり傾いてます。入国審査の書類と税関書類をもらい、こつこつ記入。

  もうすぐマジュロ!マジュロ!。でも機内ではうとうとと寝てました(笑)。いよいよ着陸〜。しかし座席は10のF、眼下に環礁が...見えない。と、あっという間にぐんぐん高度は下がって無事定刻より15分ほど早く着陸。シートベルトのランプも消え、通路に人が溢れかえる前に手荷物をさっさと取り出しビジネス席ギリギリで待機。ドアが開いたらあとは入国審査まで一直線。数人抜かして前には5人だけ。これは昨年の夏に長時間並ばされたので、その経験を生かした結果でした。なにせ入国審査の窓口は2箇所だけ。窓口で記入しなおす人が居たり、マーシャル人独特のスローペースも加わり、なにかと時間がかかるので、ここはいち早く入国と頑張りました。

 入国審査は書類とパスポート、帰りのチケット(といってもeチケットなのでただの印刷物)を出し特に何事も無くパス。次は預け入れ荷物をもって税関審査へ。

 税関審査も書類を出して終わり...かと思ったら、「何日滞在する」だの「目的は何だ」、「どこで潜るのか」などなど質問が多く、(カメラ機材の)カバンを開けろと。まぁどう見ても水中カメラ機材だし...。でチェック完了。

  そして、ゲートを出ると懐かしい顔が!。今回もお世話になるダイビングサービスMDA(マーシャルズダイブアドベンチャーズ) の剛さんが待っておりました。開口一番「こんちは〜久しぶりです〜ただいま〜」って感じでした。あまりにも早く出てきたので、剛さん曰く「ぴぃさん、出てくるの早すぎでビックリです」でした。

  案内の書いてある書類の入った封筒を受け取り簡単な説明。あとは今日到着のメンバーが揃うのを待つだけ。荷物をホテルのバンまで持って行きタバコを一服(ふぅぅぅ、久しぶり)。みんなが揃うまで剛さんとマジュロの海況や天気などなど情報を入手。結局20分ぐらいは待ったかな?

  みんなが揃ったのでバンでホテルへ向かいます。去年も着た道、環礁の1本道で島内に信号はありません。外は既に暗くなっていてあまりよく見えませんが、たまたまマジュロで海外協力隊として働いている子が今日到着した彼女のお父さんにバンの中で観光案内がてら島内の紹介話をしていたので、ちょっとお得な感じでした。

  空港から今回宿泊するロバートレイマーズホテル(RREホテル)までは30分ぐらい。ホテルに到着した時は既に7時40分ぐらい。

  いち早くバンを降りて一番にチェックイン。ちなみにホテルのフロントは2階にあり、初めて来た人には判りにくいと言うか判らないかも。部屋は305号室、もし301号室だったら部屋を変えてもらおうと思ってました。なにせ去年は301号室に泊まりましたが、土曜の夜のうるさかったこと!隣がレストランで便利なのですが、部屋のちょうど隣はバーのスペース。深夜までうるさくってうるさくって。

  で、早速部屋に入って手荷物を置いてすぐにお出かけ!まだフロントではチェックインをしてる人が列を作ってます。もちろんスーツケースなどの荷物などはまだ来てないのですが、こんなに急いだのは理由がありました。そう、ホテルから道を渡ってすぐのところにRREスーパーがあるのですが、平日は夜8時にしまってしまうと言う情報を、空港に到着した時に剛さんから聞いていたのであった。

  急いでスーパーに行き、飲み物などをサクサクっと買い込んでレジで支払いを終え、スーパーの出口に向かうと偶然にもダイビングサービス代表の吉居さんに出くわしました。「あっ、ぴぃさん、お疲れ様でした〜この後タイドテーブル(ホテルのレストラン)で食事ですか?9時ぐらいからショップの方に居ますからこられますかぁ?」と。「特に食事はしないので、ちょっと休憩したらショップに行きますね〜」って感じで、事情(説明はこの後で...)が判らない人には何の話やら判らない会話をして、部屋に戻るとちょうどスーツケースを運んでるところでした。

  部屋に戻って早速明日からのダイビング機材とカメラの準備。そういえばラナイ(ベランダ付)シングルの部屋を頼んだのにラナイツインの部屋だ、まぁどうでもいいけどダブルベットのシングルルームのほうがベットがでかくてよかったかな。

 さて時間も9時近くになってきたので荷物をまとめてホテルの敷地内にある徒歩2分のダイビングサービスへ。今回は大荷物でした。吉居さんに頼まれたノートパソコン、そしてショップのパソコンを勝手にネットワーク化計画をしてダイアルアップルーターとモデム、LANケーブル、ショップのインターネットカフェコーナーのパソコンが動かないと言うことで再インストール用のソフトなどなど。

 ショップに着くと吉居さんがお待ちで、ノートパソコンと愛犬マン太へのお土産の「骨っこジャーキー」を渡し、持ち込んだ機材とネットワーク化の説明。その後はコツコツと設置作業をしておりました。好きとは言えマジュロまで来てこういうことをやってる自分って....まぁ....好きなんですね。

  結局12時近くまで色々作業。明日はサンゴスペシャリティの講習があるので8時30分に集合と言うことですが、去年講習は受けているので勿論免除。でも一応 8時30分に一度来ますというこで終了〜。

  さて、明日からダイビング。天気と海況が良くなりますように!そして滞在期間中にアルノ環礁に行けます様に!(昨年はゴールデンウィーク中に行ったみたいなので)


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