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2004年5月7日(金) マジュロ(滞在十日目)
長いと思っていたマジュロでのダイビング。毎日が楽しく、あっという間に今日が最後のダイビングの日。今朝の天気は昨日までの天気と比べれば上々!毎朝の日課の買出しも今日で最後。今朝はロースとビーフサンド$1.99が置いてあったので、それと明日の朝の分のジュースなども購入。 |
ボートは快適にリーフ内を飛ばし、マジュロ環礁唯一の橋をくぐって外洋に出ます。リーフ内から外洋に出るには、この橋をくぐるかカロリン島とイロージ島の間のカロリンパスを通る必要があります。 |
外洋に出ると、かなり大きいウネリの中をボートは西側の空港方面へ。 外洋に出るとイルカが跳ねたりすることが良くあるので、ぼーっと眺めてないでボートの周りをしっかりチェック。見逃したくないですからね!しかし、残念ながらイルカは現れず...。 |
さて、ボートに揺られ30分少々で、1本目のポイントのビクトリアガーデンに到着。 機材を背負って、剛さんのOKの合図と共に一斉にエントリー。 ちょっと薄濁りだけど、天気もいいのでブルーがなかなか綺麗。 |
そして、ここビクトリアガーデンはテーブルサンゴが壁一面に生い茂っていて壮観です。 |
ドロップの上部はハナゴイやスズメダイがいっぱい。 |
こんな具合にハナゴイがうじゃっうじゃっと通り過ぎていくので、気持ちいいですよ〜。 |
大きいテーブルサンゴ盛りだくさん! |
流れに乗ってゆっくりとドリフトして流していくのですが、どこまでも、どこまでも、ペキペキで生きのいいサンゴの壁が続いてます。 |
もちろんサンゴの間には、このオウギチョウチョウウオ他、いろんな魚が見れます。 |
やっぱり見所は沢山のサンゴ!どこを見ても綺麗なサンゴ!サンゴ!サンゴ!気持ちいい!! |
リーフの上に突然ホワイトチップ登場。こちらを気にすることも無く悠然と泳いでおります。 |
またまたサンゴ!サンゴ!サンゴ!本当に大きなテーブルサンゴがあったりして圧倒されます。 外洋だから台風並みの強いうねりが来たら、根こそぎひっくり返ってしまいそうだけど、マジュロに台風が来るのは撮っても稀なことで数年に一度との事。 だからこんなに大きく立派なサンゴが外洋で育つんですねっ。 |
あんまり魚の写真撮ってないけど、ちゃんと大好きなチョウチョウウオも居るんですよ〜オオフエヤッコとか。 |
ミナミハタタテダイとか。 |
人数も少なく、流れも超緩やかなので、みんな思い思いに綺麗なサンゴのドロップを散策。 剛さんはスカリを持ってゴミ集めをしながらガイディング。外洋といっても環礁の陸地の殆どは生活圏。そこから飛ばされたり捨てられたりするビニールゴミやら何やらが、そんなに多くは無いのですが珊瑚にひっかかっているので、それを回収。 |
こんな綺麗なサンゴをいつまでも大切に守って生きたいものです。 |
そして、沢山の魚が住める環境、汚染の無い綺麗な海、陸の上からでは判らない素晴らしさを我々は伝えていく必要があると思います。 |
さてたっぷり潜って、サンゴのドロップを離れて外洋側に移動して3分間の安全停止。 なぁ〜んにも無い青い海でじっとしてると、だんだん海に融けていく気分。 エキジットしてボートは一路リーフへ。朝よりちょっと風邪ウネリ共に強くなってきた感じ。でも天気はとっても良くって陽射しが気持ちいい! |
橋をくぐってリーフ内へ。今日のランチは御馴染みのアネモネ島へ。 ボートが到着するや否や海にドッポーン、世界一広い水洗トイレであ〜すっきり(失礼)。 |
今日も上陸してランチ。 |
なかなか天気もいいので一眼デジカメを持ち出して、色々と撮影。 |
た〜っぷり時間があったので、剛さんは砂を盛り上げ始め何をするのかと思ったら...砂のイルカを作り始めるではありませんか。 それを見ていたぴぃは、隣で同じように砂を盛り上げてオスのマンタを作成。 出来上がりの写真は無いけど...あとから来て見たらビックリだろうなっ。 |
ランチ休憩をたっぷりとって、二本目でマジュロはラストダイブなのできれいなサンゴをマッタリと!ということでタカズコーラルガーデンに決定。 |
アネモネ島を離れ、一路タカズへ。あ〜次の夏まで暫しお別れの風景。 |
さて、タカズコーラルガーデンに到着。ブリーフィングで一時間のフリーダイブ、「60分たったら戻ってきてください。10分は待ちますけど、それ以上は自力で戻ってください。潮が引いてるので島伝いに帰れるかも」な〜んて冗談言われた時にゃ...ほんとに残ろうかと思った。 |
サンゴの根をぐるっと回ってもいいのだけど、ラストで一人なので超ゆっくりダイビング。 |
そう、今回はゆっくりと。 漂うように。 溶け込むように。 |
周りに人は居ない。 魚と、 自分だけ。 |
最初はカメラを構え... 綺麗な情景を切り取る。 |
ちいさな魚たちとじっくり向き合う。 シャッターを切る。 |
いつもと同じだけ魚は居るはずなのに... |
落ち着いて...欲張らず...ゆっくりと... 最近忘れてた。 撮るのに一生懸命すぎた。 |
ちょっと撮るのを止めてみた。 ちいさなミスジリュウキュウスズメダイの群れとじっくり向き合ってみた。 マジュロのラグーンなら、それこそどこにでも居る。 でもじっくり向き合ってみた。 ちいさなデバスズメダイの群れとじっくり向き合ってみた。 どれを見ても、とてもいとおしいく感じる。 周りに人は居ない。 魚と、 自分だけ。 |
最後の30分は...かなりセンチに潜ってました。 時間が来てボートに戻る時に、サンゴの下から視線を感じたら...可愛いネズミフグがこっちを見てました。 「今度の夏にまた来るからねっ!!」 |
たっぷり一時間潜ってボートは港へ。ダイビング最終日なので、ダイビング器材を水洗い。天気がいいので洗っては干し、洗っては干しの連続。汗だくになって30分ぐらい干してたら大分乾きました。 |
最終目的地はローラ島だけど、今回は途中途中見所に止まってくれる予定で、最初に止まったのがブリッジ。 ちょと坂になってるのがわかるかな?ここを登ったところがマジュロの最高標高地点でございます。 |
橋の上からリーフ内を見たところ。 |
そして外洋側を見たところ。 ななっなんと、聞いたことはあったけど、3人がサーフィンしてます。 |
マジュロ最高地点から街の中心地側方向。 そう、この橋は、もともとは環礁で陸続きだった部分を、日本のODAで外洋に出れるように水路を作り、橋を架けたものです。実はその名も「日本橋」。ついでに道路の舗装も日本のODAだそうです。 |
ブリッジを過ぎて、空港も過ぎた所が環礁の道路でも一番細くなっていると言うことで、そこでわざわざ車を止めてもらいました。 道路の右が外洋、左がリーフ内です。大潮の満潮時に冠水することすらあるそうです。 |
そして、さらに5分ぐらいしたところにマジュロ平和公園があります。 ここは日本政府が造った、第二次世界大戦の太平洋で戦死された方々の慰霊と恒久平和を願った公園になっています。 |
公園はベンチなのか?何なのか?よく判らないオブジェがいっぱいあって、天気が良ければなかなかいい場所っぽいです。 バーベキューなんかも良くやってるみたいです。 |
空港を過ぎてから先は殆どが椰子の木の間をまっしぐら。 ここの場所が一番絵になる場所だそうで、写真家の越智隆治さんもお気に入りの場所と言うことですが....天気が悪いですね。 |
途中寄ったインリーフのビーチ。ん〜天気悪くて...風が強くて...。 い〜天気の時にもう一度来たいな! |
そして、ローラに到着。残念な天気です、はい。 夕日...なんて無いし。こんな日にトワイライトレッドのフィルター使って撮るとこんなパーブルのイメージに。 こんな曇り空だけど、明日は出国...。な〜んかとってもブルーな気分で、ただただ一人海を眺めてました...暗くなるまで。 |
帰りは夜道でショップまで1時間チョイ。助手席に座っていたので、剛さんといろいろ海の話やカメラの話やら喋りっぱなしでした。 ショップに到着し、今日の夕飯は皆でタイドテーブルへ行きましょうということになり、一度ホテルの部屋に荷物を置いて再度集合。タイドテーブルレストランは金曜日と言うことでスペシャルメニューはスシナイト!。握り寿司やサシミのセットなどがあり、自分はタタキのロース寿司のセット$7.95と白ワイン。結構いけますスシナイト! 明日は8時15分ホテルをチェックアウト、8時半にホテルを出発。あ〜もう帰らなくては...荷物をスーツケースに詰め込み、移動できる状態に。次回は8月にまた来ることが決まっているとは言え、もっともっと居たい。マジュロ最高! |
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