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2004年5月5日(水) マジュロ(滞在八日目)

 今朝も曇り空。まぁ雨が降ってないだけましって感じ。毎朝の日課のスーパー買出しも定番のお買い物だけ。

 ショップに集合して機材のセットアップ。今日からまた人が減って4名だけです。ガイドは吉居さんで、剛さんも一緒に乗船。今日もマジュロのラグーン内でのダイビングです。出港する頃はまた雨がパラパラと...ついてないね。



ダイブNo:143 ポイント名:カロリンリーフ
潜水開始:10:08 潜水終了:11:06 潜水時間:58分 最大深度:8.2m 平均深度:3.6m
気温:29℃ 水温:28℃ 天候:雨 透明度:10〜m

  一本目はカロリン島のラグーン側、カロリンリーフです。島のすぐそばのポイントは大体決まって砂地が広がり、サンゴの根が点々としていて、浅瀬から大きいサンゴの根がある場所って感じです。

  今回はフリーダイビングにしましょうということで、各自バディ単位でダイビング...と言っても一人なので、みんなが見える範囲で行動。

  最初のテストショットはミスジチョウチョウウオです。

 枝サンゴに群れるデバスズメダイ。サンゴの先端はパキパキで生きがいいです。
 おっマジュロにも居ました!これお気に入りのミクロネシアの固有種スポッテッドシャープノーズパファー

 サイパンではよく見るけどマジュロで見たのは今回が初めてかもしれない。
 シボリキンチャクフグとかに似てるけど、青い点々がとっても綺麗です。

  写真ではなかなか表現出来てないけど泳いでるとこれまた綺麗なんですよ〜。この子だけを追いかけて何枚シャッターを切ったことか(笑)。
 さてこの写真は何でしょう?

 じ〜っくり見ると...ほらっ そこそこっ 中心の穴... 何もないでしょ。

  失敗です。体長2センチもないオドリハゼが居たんです。

  居そうな雰囲気のする場所がいっぱいあったので絶対見つけるぞと意気込んで探した一匹。たま〜に顔を出すけど小さすぎで、カメラもストロボのアームがでかすぎてこれ以上寄れない。
  せっかく見つけたのでスレートに「オドリハゼ」って書いて、近くに居たYさんを呼んで見せて場所をツンツン棒で指し示したけど...最初は良く判らなかったらしい。
  でも後で聞いたらちゃんと見れたということで、良かった良かった。
 これもオドリハゼチャレンジ。でも撮れてないですね。こっちも体長2センチちょっとぐらい。

  他にもなんと後3箇所!も見つけたけど全部撃沈。実にオドリハゼを探し...待ち...30分以上やってたような。

  いつになったらまともに撮れるのでしょうか?
 オドリハゼもそろそろ諦めて移動。フウライチョウチョウウオでございます。
 砂地のちょっと深めの場所にはチンアナゴかアキアナゴがいっぱい。
 ほとんどの時間をオドリハゼと格闘していたので、他の魚はあんまり撮る時間がなく...帰りがけにデバスズメダイの群落を撮影。
 エキジット前に珍しくセグロチョウチョウウオが居たので撮っておきました。
 一本目が終わってボートを移動。

  次のダイブが始まる前、剛さんのデジカメが電池切れらしく、どうしても撮りたいのがあるので電池ないですか?ということでストロボの予備電池を貸してあげました。

  結構色々なものをちっちゃいペリカンケースに入れて持ち運んでるので色々重宝されてますね!皆さんももし何かあれば声をかけてください。何か出てくるかも!?


ダイブNo:144 ポイント名:アネモネ
潜水開始:12:38 潜水終了:13:37 潜水時間:59分 最大深度:16.7m 平均深度:9.4m
気温:29℃ 水温:28℃ 天候:雨 透明度:10〜m

 

 二本目はそのままアネモネのポイントに入りました。そうここは4/30にマスクが壊れて途中で帰ったアネモネです。ちょうど沈飛行機も見れずに断念したのでリベンジにもってこいです。

  エントリーして最初はダスキーアネモネフィッシュが御出迎え。

 毎度同じ感じたけど...ニョキニョキサンゴにデバスズメダイの群れ。

 そしてそしてアネモネといえばこの飛行機

 マクドネルダグラス社(現ボーイング)のDC−3
 なんか去年と同じカットをまた撮ってる...。

 機体後部が無いので機内に入っていけます。

 ここの扉があった部分の向こうがコクピット。

  ここでちょっと気付きました。去年は障害物があったのになくなってる!

 左の縦位置で撮ったのがが今回の写真、右の横位置で撮ったのが去年(2003)の8/15。

  誰かが扉を外しちゃったのね!?

 まぁ折角なのでお決まりのパターンで何枚も撮りました。

 今度来た時変ってるかもしれないからね〜(笑)
 時折雨もやんで曇り空なのかな?水面は結構明るいですね。

 沢山居たクジャクスズメダイ、ちょっと散らばりすぎで写真的には面白みにかけますが。
 マジュロのラグーン内の砂地で良く見られるモンダルマガレイ

  青白く丸い紋が綺麗です。まぁ大抵砂を被ってるのでちょっと突付いて砂を払ってもらったのは内緒ですけど。
 これは砂地にいっぱい居るミズタマハゼ。今回はほとんど撮ってないですが、観察してると口をパクパクとエサを捜してたり結構可愛いです。
 そしてやってきました。美人三本線クマノミ三姉妹

  サンゴの根が見えてきたら誰よりも早く撮影場所をキープ!(毎度のことですが)
 今回は3匹揃ってなかなか出て来てくれません。

  結構粘りに粘ってこれが限界。

  けっこう可愛く撮れてると思いません?ん?被写体がいいだけ?
 そうそう比較用に同じサンゴの根の美人さん姉妹の上のイソギンチャクに居るスリーバンデッドアネモネフィッシュ

  同じ魚なのにこうも違うと...別種みたいですね。貫禄たっぷりだし。
 サンゴの根の下のほうの暗がりにはスカシテンジクダイが群れてる場所もちらほら。
 この系統の魚は全然判らないのでけど、イッセンタカサゴみたいです。
 どこに居るかわかりますか?

  真ん中の紐みたいなのがクチナガイシヨウジです。
 各種スズメダイの奥にカスミアジ
 これは剛さんが一生懸命撮影してたのを撮らせてもらいました。

 オオエラキヌハダウミウシです。

 キスジカンテンウミウシみたいに中が透けて見えてますね。
 先程もちょっと登場したアネモネに住み着いてる?カスミアジ2匹。

  なかなかのベストショット。
 問題:さてこれは何でしょう?

  透き通ってて縮小写真では全く確認できないですね(じゃあ載せるなって)

  でもよ〜く見るとオシャレカクレエビが左右並んで二匹。目玉の位置が確認できるかな?
 ヤノダテハゼか!と思いきやミナミダテハゼでした。
 昔は見つけると凄く嬉しかったベラの幼魚。今はちょっと関心が薄れちゃった気が...でも久しぶりにツユベラの幼魚を見つけて観察したら、やっぱかわいいですね〜。
 2本目も予定時間60分で、いっぱいいっぱいの59分入ってました。ん〜満足!!。


 港に戻って、小雨の振る中屋根のある待合所?でランチ。今日も部屋に一度戻ってシャワーを浴びて一服してショップへ。

 今日は4人だけのログ付け、吉居さんがデジカメで撮った写真をテレビに写してくれたりしてなかなか有意義なログ付けでした。

  夕飯は今回初めて中華料理の店に行きました。ホテルからは徒歩5分ぐらい。メニューは日本語のもあって判り易く、お店のお姉さんも気さくな感じで、ちょっと日本語も喋ったりして結構いい感じです。青椒牛肉絲、麻婆豆腐他もろもろ頼みましたが味量共に満足な内容でした。

 夕飯に出かける頃には雨も上がってましたが、結構風が強く...イマイチな感じ。明日こそ明日こそ....


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