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最新記事【2006年09月28日】

DSC_4120-v240.jpg さて、今日からEFR講習とレスキューダイバーの講習です。

 EFRとレスキューの講習は、学科と実技で二日間かけて行う予定です。

 そうそう団体はPADIです。

 まず、朝7時半にショップに行って、朝食のパンを食べながら各種書類を記入。

 最初はEFRの講習からですが、担当はなんとショップオーナーのBOSSでした。
 
 EFRは正式には「エマージェンシー・ファースト・レスポンス・プログラム」。

 昔はPADIが契約していたEMP社のMFA(メディック・ファーストエイド)でしたが、契約切れに伴い、PADIの子会社のEFR社のEFRプログラムに変わったみたいです。
 
 受講資格は、ダイバーでなくても受講可。
 講習内容は、 エマージェンシー・ファースト・レスポンス一次ケア(CPR)と二次ケア(ファースト・エイド)。
 一次ケアは、生命にかかわる緊急時のためにレスキュー呼吸やCPR(心肺蘇生法)などが含まれ、緊急時にどういった手順で何をしたら良いかを身に付けます。
 二次ケアは、ファースト・エイド。即座に生命にかかわらないケガや病気を評価し、包帯や副木の使い方などの応急手当などを身に付けます。

 学科がメインで、ダイビングに関するスキルは一切関係ないCPRの方法などの実技講習があります。

・事故現場の評価方法
・2次感染を防ぐ・バリアの使用
・1次評価
・レスキュー呼吸
・1対1のCPR
・気道閉塞への対処
・出血時の対処
・ショック状態の管理
・脊髄の障害の管理
・ケガの評価
・病気の評価
・包帯の使用方法
・骨折と脱臼時の副木の使用

 こんな範囲の内容で、基本的にテキストとビデオでの学習と、テスト。

 そして練習用の人形を使ってのCPRの訓練をやりました。

 講習の内容については、疑問に思ったことや判らない事を確認しながら...また、ちょっと関連する話題で脱線しながら難なく講習は終了。


 そして、続いてレスキューの学科。これも、引き続きBOSSの担当。

 レスキューは、正式には「レスキュー・ダイバー・コース」。

 様々なダイビングの緊急事態に対応することのできるダイバーを育てることを目的としたコースだそうです。
 
 受講資格は、PADIアドバスド・ダイバー以上又は同等の他団体Cカード。
 認定を受けるには、上記EFRの一次ケア受講が必要です。
 講習内容は、学科講習と海洋実習があります。
 学科講習では、ダイビング活動におけるトラブルを未然にを防ぎ、それに対処する方法を学びます。
 海洋実習では、器材のトラブルの見分け方、ストレスを感じている不安ダイバーへの対処方法、水面、水中でトラブルにあっているダイバーへの対処方法など、様々なレスキュースキルを学び、これまでに学んだ知識とテクニックを使い、緊急事態を想定した予行演習を行います。

・セルフレスキュー
・ダイバーとストレス
・ストレスの管理と対応
・ファーストエイド器材と手順
・準備の重要性
・緊急時の管理
・一般的な器材の問題
・器材とリリースの機能
・水中、水面でのダイバーレスキュー
・エキジット
・行方不明ダイバー手順
・意識のないダイバーのレスキュー

 こんな範囲の内容です。

 マニュアルは、既に2年ほど前に購入済みで、たまにレスキューを受ける気になったときに読んでて、今日やっと講習なので、しっかり予習済み。ナレッジレビューも全てバッチリ書き込んだ状態でスタート。

 最初はビデオを見ながら、マニュアルでは判らない部分を特に注意深くチェックしながら、スイスイ講習終わり。

 お昼ごはんを食べて、最終試験のファイナルエグザム。60問中75%合格ライン。「結構難しいよ」と脅されてから回答開始。

 選択式だけど、問題をじっくり読んで思い出しながらで結構時間かかります。

 一通り回答できたので、もう一度再チェックと行きたいところだけど、時間かかるのでやめ。まぁ普通にできてそうだったから。

 答えあわせをしたら6問間違えたので90点。「お〜ばっちりですね、間違った部分は曖昧な問題に引っかかったんでしょう」と言われ、間違ってる部分を確認しながら見ると、なるほどって感じ。

 時間はかかったけど、あっさり学科は終了でした。

 さてさて、今日は忙しく海洋実習にGo!。

 海洋実習は、
・疲労ダイバーの対処
・パニックダイバーの対処
・浜/ボートからの対応(意識のある事故者)
・水中でトラブルを起こしたダイバーの対処
・行方不明ダイバーの対処
・意識不明ダイバーの対処
・水面での意識不明ダイバーの対処
・意識不明ダイバーのエキジット
・圧力関連事故のファーストエイド
・浜/ボートからの対応(意識不明の事故者)
・ダイビング事故シナリオ1
・ダイビング事故シナリオ2
 の12項目を講習があり、一日では終わることができません。

 実習の担当は、ニンニンと、サポートにキング。

 「今日はカメラ持っていかないでくださいね」と、いきなり言われてしまった。ははは。確かに写真撮ってる場合じゃないし、一番最初に重くてかさばるカメラは捨てる対象でしょうから...。それに、そこらに置いておくと盗難の可能性も高いし(笑)。

 ということで、機材はそれこそ最小限。ぶらぶらするスレートやら小物も全てなし。

 各項目について、キングがトラブルダイバーや意識不明ダイバーなどの役をして、イントラのニンニンがデモをして教えてくれる形で進行。

 レスキュー講習は体力勝負とよく言われたもので、曳航もそうだけど、ビーチからのエキジットで人を引いたり担いだり、頑張ってやると本気に疲れます。

 夕方近くまでトレーニングをしてショップに帰り、今日の分のログ付け。レスキューの海洋実習は一応5本分のログとして記録できるようで、初日は3本分記入。

 そして、翌日も朝7時半にショップに行き、引き続き海洋実習。

 ダイビング事故シナリオということで、捜索から曳航、エキジットまでの手順をできるようになるまでやってました。

 ということで、二日間にわたってのEFRとレスキューの講習はなんとか予定項目を終了。

 今回の旅の目的は、達成したので、残りの時間はファンダイビングです。



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 ★今回、ダイビングとホテル手配の利用しました。

●ノースウエスト航空
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 ★今回、航空券の発券に利用しました。

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 ★パッケージツアーでお気楽に行きたい方にお勧め

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