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最新記事【2006年06月02日】



 今日もダイビング機材の紹介で、「カレントフック」です。

 みなさんは、カレントフック持ってますか?自分はこの写真の赤いのを持ってます。カレントフックといえばパラオの必需品?なぜかって、カレント(流れ)の強いポイントで魚待ちをするのに、このカレントフックがあると便利だからですよね。

 実は、カレントフックを買ったのはパラオに行くために...ではなく、一眼で写真を撮り始めるようになってからです。

 使い方はフックになっている部分を岩(サンゴはダメよ!!)に引っ掛けて、カラビナを自分のBCなどにつないで使います。そう、流れがあればロープがあることで流されず、自分自身が流れの抵抗になって凧のように舞うことが出来るアイテムです。まぁ、岩にしがみついてても全然問題ないのですけどね。

 で、凧のように舞い上がると何が良いか。まぁ大抵ドロップの崖になっている部分で魚待ちのようなときは、根からちょっと上に上がるので観察しやすい。そして、両手を使える=両手でカメラをホールドできる!コレに尽きます。

 が、なかなか使うタイミングってないんですよね。パラオに行くわけでもなく、ここ一年で行った場所はマジュロとかサイパンとか国内だと串本とか。流れが無ければ洋梨、いやいや用無しだし、マジュロはサンゴだらけで、根待ちする可能性のあるアクアリウムというポイントですら、フックかける場所を気遣ってしまって、まず使わないし。(詳しい理由は、マジュロへ行ってダイビングショップMDAのサンゴスペシャリティの講習を受けましょう。ちなみに講習は必須です)。

 しかし、今年のゴールデンウィークに久しぶりにカレントフックが登場しました。サイパンの北部、夏の時期しか潜れないバンザイ(ポイント名)で使いました。エントリーの時から若干流れがあって、最後にドロップの崖上を根待ちの状態で待つ時間があったので、ここぞとばかりに使いました。でも実はそんなに流れてなかったんだけどね(ガイドは凄かったとか言ってたけど...???)。

 そうそう、、このカレントフックの良いところは、スプリングが付いてるところですね。岩に引っ掛けてずっと流れに耐えている分には問題ないのだけど、たまに逆向きの流れが入ると、それに体が持っていかれてフックが外れることがあります。しかし、このスプリングのおかげで外れない!。と言いたい所だけど実は外れるねん(笑)。でもちょっとした返しの流れぐらいなら、スプリングのおかげで大丈夫だったりします。

 使える場所は少ないかもしれないけど、使える場所と使い方ではちょっと便利なアイテムです。

ぴぃDiveブログ

ダイビングや、それにまつわるグッズや書籍、カメラなどの撮影機材、旅行情報などを発信してます。 「マジュロを愛する会」代表幹事をしてますので、マジュロをはじめとするミクロネシアの情報にもご期待ください。 BSデジタル放送局のBS-i『BLOG@GIRLS』で紹介されました。