カメラの防湿庫
梅雨でジメジメの季節。カメラの保管はどうしてますか?もちろん自分は防湿庫に入れてます。
と、偉そうに言ってますが...防湿庫を買ったのは2年ほど前。防湿庫の存在は知っていて、必要だとは思っていたのにそれまで使っていなかった。
そう、きっかけはフジテレビ古いレンズを買取に出したら、カビとくすみが原因で二束三文だったのが痛かったのが本当の動機。
1本20万以上するレンズやカメラ本体、それ以外にも数万のレンズもいっぱい。それらがカビに犯されたら...怖い。防湿庫使ってないあなた!あなたのレンズにもこの時期カビの危険性が...。
高価なレンズやカメラにだけカビが付くわけじゃないですよ。コンパクトのデジカメやDVムービーのレンズでも容赦なくカビは生えます育ちます。
乾燥剤と一緒にしまってあるから大丈夫だと思ったら間違えです。一般にカビは湿度60%以上で発生するらしいのですが、ごく稀に発生する低湿度(20%以下)を好むカビの種類も居るのです。この事実を知ったとき普通の乾燥剤じゃ手に負えないと思いました。
防湿庫はだいたい40%の湿度をキープしてくれます。庫内の湿度が下がれば外気を取り入れ湿度を上げ、湿度が上がれば除湿というのを自動でやってくれます。当然電源は必要ですが消費電力なんて微々たるものです。
カメラ用防湿庫と言えば専門メーカーの東洋リビングかトーリハン。自分は東洋リビング内容量61リットルタイプED-81DKを使っています(写真の製品、カタログの写真です)が、現在生産完了になってしまいました。
61リットルの容量で43(幅)x57(高)x40(奥行)センチ、3段の収納スペースですが、1段目はレンズがゴロゴロ(VR70-200,SIGMA12-24,35-70F2.8,Fisheye10.5,micro60,microVR105,TC17E...)、2段目はレンズ付けた一眼2台(D70,D2X)+とVR328、3段目は小物(とNikon FフォトミックTN)でいっぱいいっぱい。
小物を入れる予定なら棚は引き出し式が使い勝手が良いかも。自分のは固定棚なので、奥の小物は取り出しにくいです。
入れる予定の2倍ぐらいの容量のものを選んだほうがいいみたいです。事実機材は増える一方ですので(笑)...もう一台欲しいぐらい。余ったスペースはカビが生えると良くないCDやDVDなどのメディアの保管にも使えます。
とりあえずお勧めは、この東洋リビングの防湿庫「 ED-101SS 」か「 ED-81SS 」。
黒いのがインテリア的にダメな人や女性の部屋向けには、小さくて白い「ED-40SSW」もあるみたいです。
梅雨時期、怖いですよ...。常に40%程度を指している庫内の湿度計も、扉を開け閉めするだけで60%70%に上がりますから。
●東洋リビング
http://www.toyoliving.co.jp/
●トーリハン
http://www.dry-cabi.co.jp/
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