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最新記事【2006年06月10日】

DSC_0343-w240.jpg グァムからマジュロに行くときにお世話になる、各駅停車の空の旅コンチネンタルミクロネシア航空の「アイランド・ホッパー」。

 途中、チューク(TKK)、ポンペイ(PNI)、コスラエ(KSA)、クワジェリン(KWA)、マジュロ(MAJ)とアイランドホッピング。

 クワジェリンはアメリカ軍の基地になっているので途中下車は出来ないけれど、それ以外の島は到着したら次の出発までの間、空港の出発ロビーで待機することが出来ます。

 今日は、アイランドホッピングの方法と、訪れることが出来る空港を紹介しましょう。



Container.jpg まず、空港に到着するとアナウンスが流れますので、注意深く聞いてください。その空港が最終目的地であれば、手荷物を全て持って到着ゲートを目指せばOKです。

 途中の空港に降りてロビー待機する人と、機内アナウンスで指定された列の人はセキュリティチェックの為に一旦降りなければなりません。

 飛行機はB737−800という機材なので、シートは左側ABC列と右側DEF列の3x3に構成になってます。

 機内アナウンスで「ABC(またはDEF)の人は、セキュリティチェックがあるので、手荷物を持って一度降りてください」と流れますので、指定された列に座っている場合は、降りる必要があります。

 ※この降りている間に係員がシートの危険物チェックなどを行います。残っている人は座席上の収納棚から自分の荷物を下ろして置いてください。係員が収納棚に不信な手荷物が残っていないかのチェックもします。右側が終わったら左側というようにチェックするので指示があったら列を移動します。

 ※雨が降っていたり、降りたくないときは荷物を持って、こっそり降りなくていい列に移動しましょう。

 タラップを降りると、写真のように、すぐ横に荷物を置くためのコンテナが置かれているので、パスポートと搭乗券(ボーディングパス)、貴重品以外の手荷物はここに置いていく事が出来ます。

 そのあとは出発ロビーで搭乗のアナウンスがあるまで待つだけです。搭乗開始のアナウンスがあるとパスポートと搭乗券(ボーディングパス)のチェック、場合によって手荷物の検査をして乗ってきた飛行機に戻ります。このときコンテナに置いた荷物を忘れずにピックアップしてください。



チューク・TKK[Chuuk](トラック[Truck])
TKK-w240.jpg ミクロネシア連邦(Federated States of Micronesia:FSM)
 チューク国際空港(Chuuk International Airport/ワーロ(Weno)島=モエン島,春島)
 標高:3.0m
 滑走路:1,831 x 46m

 チュークはダイバーの間では沈船か、ジープ島で有名ですね。チュークのラグーン内には30以上の沈船と数多くの墜落機が眠っています。

 248の島からなる世界最大級の堡礁で、ミクロネシア連邦のチューク州に属します。

 第二次世界大戦中、ラグーンの内側では、大日本帝国艦隊が四つに分散し駐留しており、それぞれ「春島」「夏島」「秋島」「冬島」と四季諸島と呼んでました。

 1944年2月の米国海軍による艦隊に対する攻撃により壊滅的なダメージをおい、そのとき破壊された船舶などがダイビングポイントにもなっています。



ポンペイ・PNI[Pohnpei](ポナペ[Ponape])
PNI-w240.jpg ミクロネシア連邦(Federated States of Micronesia:FSM)
 ポンペイ国際空港(Pohnpei International Airport/ポナペ)
 標高:2.4m
 滑走路:1,829 x 46m

 ポナペはダイバーの間ではブラックマンタで有名ですね。

 ミクロネシア連邦のポンペイ州に属し、連邦の首都パリキール(Palikir)の所在地です。

 ミクロネシア連邦最大の島で、また最も標高が高い島です。周囲は一見して判るように堡礁が発達してます。

SokehsRock.jpg ポンペイにはオセアニア最大の巨石遺跡「ナン・マトール」があったり、標高798mナナラウド山から流れるケプロイの滝といった熱帯雨林の自然も多いです。

 名産は黒胡椒で、ペッパーステーキは激ウマです!。

 空港からはポナペの象徴でもあるソケースロックの眺望もすばらしいです。



コスラエ・KSA[Kosrae]
KSA-w240.jpg ミクロネシア連邦(Federated States of Micronesia:FSM)
 コスラエ空港(Kosrae Airport/コスラエ島)
 標高:3.4m
 滑走路:1,753 x 46m

 ミクロネシア連邦のコスラエ州に属します。ミクロネシア連邦ではポンペイに次いで2番目に大きな島です。

 ここコスラエもレロ遺跡やメンケ遺跡という古代王国の遺跡があります。

 日曜日は安息日として決められており、コスラエの人々は仕事も遊びも一切しないそうです。旅行者も日曜日は安息日です(笑)。

 空港の出発ロビーでは、好評の「コスラエミカン」を売ってたりするので、旅のお供に買ってみるのも良いでしょう。



クワジェリン・KWA[Kwajalein]
KWA-w240.jpg マーシャル諸島共和国[The Republic of the Marshall Islands:RMI]
 バックホルツ米陸軍飛行場(Bucholz Army Airfield/クワジェリン環礁)
 標高:3.0m
 滑走路:2,032 x 60m

 クワジェリン島は、世界最大のクワジェリン環礁(長さ130km,幅50kmもあります)の島です。

 1944年にアメリカ軍が占領して以来、朝鮮戦争や核実験の補給基地として利用した後、アメリカ軍の基地となっています。

 現在はクワジェリンミサイル試射場として,アメリカ本土のカリフォルニア空軍基地から、このクワジェリン環礁に弾道ミサイルを発射。それを迎撃する実験場として利用されています。

 空港の滑走路のすぐ横は、米軍の「ゴルフ場」となってます(笑)。離着陸時は米兵がゴルフのプレーを止めて手を振ってる姿も見られます。



マジュロ・MAJ[Majuro]
MAJ-w240.jpg マーシャル諸島共和国[The Republic of the Marshall Islands:RMI]
 マジュロ(アマタ・カブア)国際空港(Marshall Islands International Airport/マジュロ環礁)
 標高:1.8m
 滑走路:2,407 x 46m

 マーシャル諸島共和国の首都「マジュロ」の空港。

 空港の正式名称には「アマタ・カブア」という名前が付いています。これは、1979年に自治政府が発足した時の初代大統領アマタ・カブア氏の名前です。



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ダイビングや、それにまつわるグッズや書籍、カメラなどの撮影機材、旅行情報などを発信してます。 「マジュロを愛する会」代表幹事をしてますので、マジュロをはじめとするミクロネシアの情報にもご期待ください。 BSデジタル放送局のBS-i『BLOG@GIRLS』で紹介されました。