マーシャル諸島 マジュロ環礁 ダイビング 2006/08/14 (2)ブリッジ
■Nikon D70■SEA&SEA DX-D70■Nikon AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G(IF)■F11.0■1/60s■D-180x2■
1本目のダラップからクルーズ船「パシフィックエクスプローラ2」に戻って朝食。
2本目のポイントは黄丸の2番。(黄色丸はデイトリップで行けるマジュロのレギュラーポイント)
マジュロのレギュラーポイントでもある外洋の「ブリッジ」。その名のとおり「橋」の近くの外洋ポイントで、
日本のODAで作った「日本橋」をくぐって外洋に出てすぐのドロップオフのポイントです。
(平穏時のブリッジの写真)
さて、一行は意気揚々とラグーンから外洋に出るブリッジの手前に到着。
ここはラグーンと外洋を繋ぐ水路になっていて、小型漁船一隻が通れるサイズでかなり狭くなっているのに加えて、潮の満ち引きで流れが出来き波立つ水路でもあります。
ブリッジをくぐって外洋側は、外洋側に流れ込む水と、外洋からのうねりで大波状態。
舵をとるフィリピン人ドライバーのバート君...やってくれました。
船首を波に直角に当てて乗り上げようとするも、波のトップは高く...絶妙のタイミングの悪さで玉砕。ボートの半分近くまで浸水。
そして、同じく2発目...。
「我々のボートはゆっくり沈没していき...そこは新たなレックポイントとなりました」合掌。
とは、ならなかったわけですが、ボートは水満載で転覆寸前。人の配置でバランスをとりつつ、各々手に取ったフィンやらバケツやらで一斉に水をかき出す。
真面に「九死に一生」でした。
一通り排水も終わり、既に気分は一本上がった疲れ具合(笑)で、気を取り直してブリッジにエントリー。
一本目が深かったので、二本目は深く行かない予定でドロップを散策。
ガイドの吉居さんが見つけてくれました「シェブロン」の幼魚。学名はCtenochaetus hawaiiensis、英名は「Chevron Tang(シェブロン・タン)」、「Hawaiian surgeonfish(ハワイアン・サージョンフィッシュ)」。
成魚は地味なグレーだけど、幼魚はオレンジ地に黒っぽいV字模様。2003年9月に小笠原で採取された標本を元に「メイキュウサザナミハギ」と言う和名がついたそうな。ん〜正に「迷宮」?
シェブロンはアメリカの石油メーカーで、ガソリンスタンドに付いているマークはV字マークです。このV字マークから「Chevron Tang(シェブロン・タン)」と呼ばれているわけですね。
結構出会うのは稀な方だと思います。この子は結構露出度が高く、逃げず隠れずで撮り易かったのですが、微妙な模様が悪いのか、撮った時に液晶で確認してしっかり撮れてるつもりが、結構ボケボケでダメダメでした。
■Nikon D70■SEA&SEA DX-D70■Nikon AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G(IF)■F11.0■1/60s■D-180x2■
2枚目は、同じ赤系ですが「フレームエンゼルフィッシュ」。浅いところから深いところまで、隠れるサンゴがあれば結構居るのですが。人の気配を感じると逃げる隠れるで、まともに撮るには結構粘ってタイミングをとるか偶然にまかせるかの勝負(笑)。
この子はかなり小さい固体で、観察の結果、一箇所のサンゴのまわりをグルグル回りながら逃げることがわかったので、カメラを固定してフレームインするタイミングを待っての撮影。
真横の写真は、それなりに綺麗なのだけど、ちょっとななめで「眉毛」バッチリでひょうきんな顔と、青いシリビレがキラっと綺麗でしょ。
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